サッカーW杯パブリックビューイングで注意する点

サッカーのワールドカップパブリックビューイング

には国際サッカー連盟（FIFA）への申請が必要?



テレビ観戦しながら、スポーツバーやカフェなどの

飲食店でサービスとして映像を見せる場合でも

FIFAへの申請は必要となります。


出典　http://biwako-otsu.keizai.biz



「みんなで盛り上がろうとテレビで流しているだけ。

毎回許可が必要なのか?」

「無料の催しなんだからいいじゃないか」

などと疑問を感じますよね。



FIFAによると、パブリックビューイング（PV）を

「個人の住居以外の場所に大型テレビ・モニターを

設置し、集客目的で大会の映像をライブ中継すること」

と規定しています。


開催には事前申請が必要です




パブリックビューイング実施申請書
http://publicviewing.jp/pdf/wc2014shinseiform_hishogyo.pdf


申請の窓口は「電通スポーツパートナーズ」です。
⇒http://publicviewing.jp/about.php



営利目的の場合は最大365万円の

ライセンス料が必要となります。

ただし、飲食店での上映は

申請は必要ですが無料となっています。



パブリックビューイングのライセンス料

1.スポーツバーやカフェでのイベントは無料。

※200人以上の商業施設で映像を見せる場合は
商業イベントと同等の扱いとなる


2.非商業イベントは5万円


3.商業イベント

・収容人数　500人未満　　　20万円

・収容人数　500人以上　　　30万円

・収容人数　1000人以上　　 65万円

・収容人数　5000人以上　　 125万円

・収容人数　1万人以上　　　 245万円

・収容人数　2万人以上　　　365万円



無許可での開催を発見した場合は、

注意文を送って申請を促しているという。

FIFAから法的措置を受ける可能性もある。



2010年には、このようなできごとがありました。

“サッカーのワールドカップW杯で、山梨県富士河口湖町のホテル

「フィットリゾートクラブ（現フジプレミアムリゾート）」が、

国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の許可を得ずに14日の

日本―カメルーン戦でパブリック・ビューイング（PV）を行った

ため、FIFA側から以降のPVを中止するよう求められた。

ホテルは19日に予定していた日本―オランダ戦の

PVを急きょ中止する。

FIFAの国内窓口である広告会社「電通」によると、

1000人未満の会場で商業利益を得てPVを行う場合、

ライセンス取得料32万250円をＦＩＦＡに支払う必要がある。

申請は5月20日に締め切られたが、ホテルは6月に入ってから

300インチの大型モニターを設置してＰＶを行うことを決め、

14日のカメルーン戦には約30人が集まった。

19日のオランダ戦は、試合が日本時間の午後8時半から

ということもあり、チラシを3000枚作成してPR。

2500円の飲み放題で約200人の参加を見込んでいた。

ホテルは「申請が必要なことを知らなかった。

イベント中止を知らせる方法を急いで検討したい」

と話している。

このホテルには、2002年のＷ杯日韓大会の際、

カメルーン代表チームがベースキャンプで滞在した。”

出典　読売新聞2010601910



せっかく準備したパブリックビューイングが

こんなことになったらツラいですよね


事前の準備は怠りなくしておきましょう

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タグ：パブリックビューイング ライセンス料 ワールドカップ