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世界遺産 富岡製糸場とSTAP細胞 [ニュース]

世界遺産として登録の決定した富岡製糸場。

STAP細胞などで話題の理化学研究所。


どちらも「日本資本主義の父」と呼ばれ、

幕末期から大正初期にかけて活躍された

渋沢栄一氏が設立に関わっています。



渋沢栄一.jpg
出典 http://www.amazon.co.jp



かつては尊皇攘夷論に共鳴し、高崎城の

乗っ取り、倒幕を謀議したほどの熱血漢。



しかし、縁あって、最後の将軍徳川慶喜の

家臣・幕臣となり見聞を広めるにつれ、

日本の近代化を切望するようになります。



その成果の一部として、富岡製糸場や

理化学研究所などが挙げられます。



富岡製糸場は近代国家の礎を築いたといえますね。


来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」では、

大沢たかおさん演じる初代群馬県知事楫取素彦氏

も製糸業に大きく関わっています。



楫取素彦氏は、吉田松陰の妹と結婚(再婚含む)

したことでも知られています。

松陰の妹は井上真央さんが演じるそうです。



井上真央.jpg


一方、理化学研究所は...

研究ユニットリーダーのSTAP細胞論文に

不正・ねつ造があったとして、

神戸市の研究センターは、

「いったんなくした方がいい」という意見まで

出ています。



理研の主な研究拠点は全国に5つ。


1.埼玉県和光市(本部)

 ⇒脳の研究、原子核の研究など


2.茨城県つくば市

 ⇒実験用のマウスなどをつくる


3.横浜市

 ⇒遺伝子の研究など


4.神戸市

 ⇒STAP細胞の研究、
  スーパーコンピューターの研究など


5.兵庫県佐用町

 ⇒「スプリング8」強力なエックス線で
   物を調べる大きな機械



理研は日本を代表する研究機関。

東京大や京都大と同じく国のお金で

研究を進めています。



日本で初めてノーベル賞を受賞した

湯川秀樹先生もここで研究していて、

「科学者の自由な楽園」といわれています。



ヒトに欠かせない栄養のビタミンAや

アルミが痛まない加工法など次々と

発明し、特許を取るなどしていて、

「ふえるわかめ」や「コピー機」なども

理研の発明が基になっています。


ミーティングする男女.jpg



理研にはおよそ3千人の研究者がいて、

成果を上げ続けないと雇ってもらえない

厳しい職場といいます[がく~(落胆した顔)]



神戸市のセンターでは、約500人の人が

生物や細胞を研究していて、京都大の

山中伸弥先生のつくったips細胞で

目の病気を治す世界初の研究も行われている。



調査委員会は、「ips細胞よりすごい

成果がほしいという願いがSTAP細胞の

問題を生んだ」としています。



確かに過剰な成果主義的なものは

あったのかもしれませんが、

天才・秀才たちが結集している研究所で、

「真っ赤なウソ」をつき通せると

考えてる人なんていないと思うんです。



STAP論文に不備な点が多々あったことは

事実のようですが、とやかく言うのは

研究ユニットリーダーの手によって

STAP細胞がつくれたかどうかの再現実験の

結果を待ってからでもよかったんじゃ

ないかと思うんです。



本当にSTAP細胞が存在したら人類にとって

いいことだし、なかったとしても

それはそれでいいんじゃないでしょうか。



優秀な人材が消えていくことの方が、

人類にとって大きな損失になると考えます...よ[ひらめき]


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